こんにちは。「Cai-Room」管理人のサイです。
突然ですが、あなたは博物館は好きですか?
「少しだけ興味あります。」という人でも台湾といえば「白菜」と「角煮」と聞いたことがあるのではないでしょうか。どちらも台湾の故宮博物院に収蔵されている有名なコレクションです。
そんな故宮博物院ですが、外観から想像するよりもとっても広いんです!私は行く度に長時間滞在してしまいます。
今回は魅力たっぷりの故宮博物院(北部院)の見所や観覧のポイントを紹介します!
台湾に故宮博物院は2ヶ所ある
故宮博物院は、台北に北部院、嘉義県に南部院があります。今回この紹介する北部院は、宋・元・明・清四朝の宮廷の所蔵品を中心に中華の文物を数多く所蔵する博物館です。
地下1階〜4階まであり、展示室は1階〜3階に位置します。展示室内は複数の部屋に分かれていて、部屋ごとに書画・陶磁器・家具・仏像などテーマが分かれています。期間限定の特別展示も随時開催されていて見応えたっぷりです。
南部院についてはこちらの記事で紹介しています。
必ず押さえておきたい「白菜」と「肉形石」
故宮博物院の最大の見どころは、なんといってもその豊富な収蔵品です。約70万点もの美術コレクションは、書画、絵画、青銅器、陶磁器、玉器など多岐にわたり、中国5000年の歴史を肌で感じることができます。
中でも、翠玉白菜と肉形石は、故宮博物院が誇る展示物です。おそらく来館者のほとんどはこれを見るために来ているのでは?と思うほど。
- 翠玉白菜:翠玉彫刻で、本物の白菜そっくりに精巧に作られています。葉の上にはバッタとキリギリスの彫刻も施されています。
- 肉形石:玉髄の彫刻で、東坡肉(角煮)を再現していると言われています。石の染色は本当に角煮そのものです。
いずれも常設展で見ることができますが、実は2つ揃って見られる時期はほとんどありません。
他の博物館へ出張中だったり、北部院と南部院で交互に展示されていたりとなかなか揃わないのです。自分が訪問する際にどちらが見られるか、チェックしておくのがおすすめです。
ミュージアムショップも必見!
ミュージアムショップは2階の展示室エリアと地下1階にあります。
地下1階のミュージアムショップは、入館チケットがなくても入ることができますよ。
故宮博物院の所蔵物をモチーフにした雑貨や文房具、コレクションに関する本や美術品など種類もとても豊富です。
ディズニーやスヌーピーとコラボした商品もあります。マスキングテープやノートなど手軽なグッズが多いので、おみやげにもぴったりです。
見たいポイントを絞って効率よく回ろう
とても広く、展示物もたくさんあるので全ての展示をじっくり見ているとあっという間に2〜3時間経過してしまいます。
せっかくなら全部じっくり見てほしいところですが、「故宮博物院だけにそんなに時間をかけてられない!」という人のために、効率よく回るためのポイントを紹介します。
- 翠玉白菜と肉形石の展示情報は先に確認
- 興味がある特別展が開催中かチェック
- オンラインでチケット購入
- 入館したらフロアマップをゲット
- 1と2で確認した「これだけは外せない」というエリアから観覧する
故宮博物院は、テーマ別に展示されているので順路に従って全てを見る必要はありません。
時間が十分にとれない場合は、興味のあるテーマをじっくり見るのがおすすめです。
チケットはオンライン購入もOK
チケットの購入方法はオンライン・自動発券機・窓口の3つがあります。
オンラインは日本語表記で購入できるので、先に購入しておくのもおすすめです。
購入後は、電子チケットが発行されるのでQRコードをゲートにかざして入場します。
当日現地で購入する場合はQRコードが載っている紙チケットが発行されます。
オンライン購入はこちら(外国人向け一般チケット)
https://npm.fonticket.com/ticket/NPM-regular-ticket
まとめ|故宮博物院は事前に情報確認してから行くのが◎
いかがでしたか?故宮博物院はとにかく見所がたくさんあります。
半日は余裕で楽しめるスポットなので、事前に計画を立ててから観覧するとより楽しめること間違いなしです。
台北市郊外にあるので、バスの本数も少なめです。行き帰りの時間も十分考慮して楽しんでくださいね。
故宮博物院(北部院)
開館時間| 9時〜17時
休館日 | 月曜
入館料 | NTD$350